援助交際やパパ活と称される行為は、犯罪に触れる可能性が非常に高くあります。
逮捕される事態にまで発展した場合には、当然ながら前科が付くことになります。
そもそも援助交際やパパ活といった行為には、売春行為が含まれているケースと含まれていないケースが存在します。売春行為がなく、単に食事をしただけでは逮捕されることは無いと思われる方もいらっしゃるかも知れませんが、相手が未成年であれば誘拐などの容疑に問われる恐れがあります。
また、売春行為があった場合、売春防止法第5条以降に示されている「売春を助長する行為」に該当していれば、同法に則った罰則を受けることになります。加えて、相手が未成年であれば児童福祉法違反や児童買春・ポルノ禁止法違反で逮捕される可能性もあるのです。
犯罪に問われるのは男性だけに限りません。金銭を支払うよう男性を脅せば、脅迫容疑で女性も逮捕されることがあるのです。男性も女性も犯罪に問われる恐れがあるため、援助交際やパパ活といった行為は慎むように心がけましょう。
万が一、援助交際などが原因でトラブルに発展した場合は、弁護士などの専門家にご相談ください。適切な対応を迅速に行うことが、トラブルの深刻化を防ぎ、早期解決につながります。
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援助交際・パパ活
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